最初に出逢ったのは最後の写真の蒴果でした。 蒴果でも萼片の付け根に膨らみがあったことからエンシュウムヨウランと判断しました。 その後、別の場所で開花株に出逢うことができました。 この場所の株は全体的に紫色で、同じエリアに自生するホクリクムヨウランと混同してしまいそうになりますが、エンシュウムヨウランは萼片の付け根に膨らみがあることから、 この株をエンシュウムヨウランとしました。 2~3年継続して観察後、原因はわかりませんが突然株数が減りました。 いつまで見ることができるのか、心配です。 2024年埼玉県レッドリスト改訂版より、絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定になりました。 |