以前は庭や公園で栽培されているものしか知らんかったが、ここで初めて自生(野生)のシランを見た。 こんな過酷な環境でよくあの渦巻根茎が根付いているな〜というのが、正直な感想だった。 聞いたところによると、昔はもっとたくさん自生していたので、園芸用に採取されて江戸をはじめ方々に売られていたんだとか・・・。 近くには白花タイプのシロバナシランも自生していて、開花時期には紅白に染まる風景が華やかだった。 今では個体数も減っていて、それぞれ絶滅危惧種の指定が行われている。 埼玉県(2024)・・・絶滅危惧ⅠB類(EN)指定 環境省(2020)・・・準絶滅危惧種(NT)指定 |