フタリシズカとヒロハフタリシズカ   
   

    フタリシズカ(二人静)

ヒロハフタリシズカ(広葉二人静)


センリョウ科チャラン属

Chloranthus serratus (Thunb.) Roem. & Schult.


Chloranthus japonicus Siebold


これまでは全てひっくるめて「フタリシズカ」と呼んできた。
しかし2024年5月に発行された「新種候補植物図鑑速報版1」によると、従来のフタリシズカ(葉が細い)とは分子系統が異なる「ヒロハフタリシズカ」があることが判明したとのこと。

早速、過去10年間に秩父地方で撮影した手持ちのフタリシズカ写真をフォルダーからかき集めて比較してみた。
23地点、41枚の写真のうち、従来のフタリシズカと思われる個体は3地点、残り20地点は葉脚の形状や葉幅から見ると恐らく「ヒロハフタリシズカ」に該当している模様。
埼玉県内だと分布は重複しているらしいので、二種同時に並んでいたら面白いな。

「新種候補植物図鑑速報版1」によると、各々の違いは以下のとおり。
フタリシズカ:葉脚は鋭角、鋸歯は粗い。
ヒロハフタリシズカ:葉脚は丸い~鈍角、鋸歯は細かい。

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