ミヤマスカシユリ(深山透百合)   
   

    ミヤマスカシユリ(深山透百合)

Lilium maculatum var. bukosanense (ユリ科ユリ属)





県内では武甲山の石灰岩地のみに自生しています。
武甲山といえば、石灰岩の採掘で日々山肌が削られている姿が有名ですが、そんな採掘の歴史の中で このお花は絶滅の危機に瀕しています。
毎年7月の開花時期になると、保護活動の一環として栽培されている ミヤマスカシユリの鉢植えが武甲山の麓にある資料館で公開されていますが、 その他県の施設や関係者の手によって増殖も進められているそうです。
上の写真はそんな保護・増殖活動の一つとして、試験的に植えられているものを撮影しました。

【レッドリスト】
埼玉県(〜2011)・・・絶滅危惧1A類(CR)指定及び埼玉県希少動植物保護条例指定種
環境省(〜2019)・・・絶滅危惧1B類(EN)指定


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