トウゲシバ(峠芝)   
   

    トウゲシバ(峠芝)

Huperzia serratum (ヒカゲノカズラ科コスギラン属)







またの名はホソバトウゲシバ(細葉峠芝)。
亜高山帯に近い湿った日陰でひっそりと自生していた僅か10cmちょっとの小さな羊歯で、 真ん中の茎の部分に白っぽく見えるのが胞子嚢の部分です。
生薬名は「千層塔(せんそうとう)」、中国では古来より民間薬として、止血・消炎・ 解毒等に用いてきました。
最近ではこのトウゲシバに含まれるアルカロイド成分がアルツハイマー改善の 可能性があるということで、あちこちで研究が行われているそうです。


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