別名:タカネイバラ。 亜高山帯にある石灰岩の岩峰の天辺を滑落しないようにソロソロ・・・と移動していたら、 白と緑とグレーの世界にいきなり、鮮やかなピンク色のお花が一輪現れた。 周囲の様相と比べると、そのお花だけがある意味「?」の状態で。。。 遂に天国に来ちゃったのか?と慌てながら、先生にお花の名前を教えて頂きました。 後日、写真の整理をしていて気付いたのは・・・。 隣のマルバイワシモツケの葉っぱにシャクトリムシさんがとまっていますね。 完全に咲き開いた姿より、このくらいの姿のほうが奥ゆかしいかな。 初めてこの花を見たのは2015年。以来、通行止め等があって自生地に行くことができませんでした。 2018年になって遠回りをして久しぶりに自生地を訪れたら、岩峰の先にあった大株は崩落により消失していました。 一旦は気落ちしたものの、よく探すと、崖下で小さな幼苗がいくつも育っており、ほっとしました。 埼玉県(2024)・・・絶滅危惧1A類(CR)指定 これまではⅠB類(EN)でしたが、2024年度改訂でランクアップとなってしまいました。 |