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| 写真は上から順番に、雄花&雄花のアップ・雌花&雌花のアップ/結実の様子・樹形、実生の様子/葉柄付け根の様子・秋の黄葉の様子/秋の黄葉の様子・結実している姿 | |
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このカエデについて、果たして埼玉県内には自生しているのかどうか疑問を持ち続けていました。 実際に自生する環境に似た県内の亜高山帯を探してみましたが、葉の姿形(裂片の切れ方や伸び方等)は似ていても、 開花の様子や秋の色づきをみると、結局Acer tschonoskii Maxim. だったという結果しかありませんでした。 県内では地理的な条件や環境的に自生は無いかもしれない・・・ということで、県外の森林限界近くへ観察&撮影にいきました。 上の写真は全て他県で撮影したものですが、Acer pellucidobracteatumを知るために必要な情報なのであえて掲載しました。 花の姿かたちはもちろん、葉の付け根の膜や毛の様子、さらに樹形等、明らかな違いがありますね。 参考:埼玉県自然の博物館研究報告「埼玉県内にはミネカエデ(Acer pellucidobracteatum)は 分布しない」(Bull.Saitama Mus. Nat. Hist. [N.S.] No.16, 21-24. March 2022) 詳しくはこちらもどうぞ→ 埼玉県内のミネカエデ類 |